北海道一周

北海道車中泊旅day1|新日本海フェリ「あかしあ」で舞鶴→小樽!料金・設備・揺れ・過ごし方の全記録

komari

北海道一周車中泊旅、記念すべき1日目は京都・舞鶴港から北海道・小樽港までの新日本海フェリー「あかしあ」での洋上21時間。出港は想定外の4時間遅延からスタートした。

📅 日程:2025年8月8日(金)〜9日(土)/北海道一周1日目 🚢 海況:やや揺れあり

出港日の夕方にまさかの遅延メール。深夜2時の舞鶴港、船の中、北海道上陸直後の白む空。ぜんぶ眠気と混ざって、記憶がぼんやりしてる。


この記事でわかること

  • 舞鶴港(京都府舞鶴市)→小樽港(北海道小樽市)の新日本海フェリー航路のリアル
  • フェリー「あかしあ」の船内設備・お風呂・給湯室の使い勝手
  • Wi-Fi事情と、21時間をどう過ごすかのリアル
  • ツーリストA(1番安い客室)のプライベート感とセキュリティ対策

ルートマップ(1日目)

この日は車での陸路移動は自宅から舞鶴港。
舞鶴港(京都府舞鶴市下福井)から小樽港(北海道小樽市築港)まで、日本海を斜めに縦断する航路。

舞鶴港(出発地):📍Googleマップで見る(新日本海フェリー舞鶴ターミナル)

小樽港(到着地):📍Googleマップで見る(新日本海フェリー小樽ターミナル)

小樽港上陸後は、翌day2の起点となる北竜ひまわりの里(北海道雨竜郡北竜町)方面へ向けて北上。眠気が限界だったので、北竜ひまわりの里のすぐ近くで車中泊(仮眠)。

約152km【小樽港 → 北竜ひまわりの里 近郊(仮眠地)】

区間距離
①舞鶴港 → ②小樽港(フェリー「あかしあ」)海路 約 900 km
②小樽港 → ③北竜ひまわりの里 近郊(仮眠地)約 152 km
この日の車での走行距離(合計)約 152 km

体験レポート

舞鶴フェリーターミナル — まさかの「4時間遅延」スタート

📍Googleマップ(舞鶴フェリーターミナル/京都府舞鶴市下福井)

もともとの出港予定は8月8日23時。確か当日の夕方頃、新日本海フェリーからメールが届いた。「遅延しているのでAM2時にお越しください」と。ね、眠い…。でも家を出る前に気づいてよかった。仕事帰りバタバタせずに済んだし。

舞鶴港は京都府舞鶴市、東舞鶴エリアにある。日本海側の大きなフェリーターミナルで、新日本海フェリー「あかしあ」「はまなす」がここから小樽へ毎日交互に出航している。結局、実際の出港は8月9日 AM3時(予定より4時間遅れ)。そして小樽に着いたのは翌日のAM1時ぐらい。出発も到着も、ほぼ真夜中だった。


新日本海フェリー「あかしあ」 — 全長224m・20時間の洋上生活

この日乗ったのは新日本海フェリー「あかしあ」。舞鶴〜小樽航路の主力船で、想像してたよりずっと大きかった。

豆知識: 「あかしあ」は2004年就航、全長224.8m、総トン数16,897トン、旅客定員746名、車両積載はトラック158台/乗用車65台。航海速力は30.5ノット(約56km/h)で、長距離フェリーとしては国内最速クラス。舞鶴〜小樽は約900kmを通常約21時間で結ぶ。


Wi-Fi事情 — まさかの圏外、スターリンクも対象外

あかしあ船内にWi-Fiサービスはない。さらに、新日本海フェリーが他船で導入しているスターリンクWi-Fi(有料)の対象船にも、あかしあは入っていない。なんでや。

デジタルデトックス!…とはならず、トムはSwitchでゲーム、私はオフラインでできる作業(動画編集や記事の下書き)をポチポチ。スマホが圏外前提だと、暇つぶしの準備が大事。


客室「ツーリストA」 — 一番安い部屋のプライベート感

最初選ぶ時にどんな部屋かめっちゃ不安だったのでボリューム多めに書きます。
不要な場合は「もくじ」から飛ばして読んでね。

階段(5段ぐらいしかない)から撮影
隣のベッドから撮影

私たちが選んだのは一番安い「ツーリストA」。大部屋に2段ベッドが並ぶタイプで、プライベート空間はカーテンで仕切られたベッド部分だけ。

2人で行くなら上段、または下段のスペース占領できるから、個室でなくても全然平気だった。上段下段と書かれてるけど、構造上の表記で、実際はベッドスペースへの入口が別だから同時に出てくることがなければ顔を合わせることはない。

大部屋なので巨大ないびきや、子どもの泣き声など、生活音が気になるときがある。耳栓とか、イヤホンがあれば快適に過ごせる。

ベッドにコンセントあり
シーツと枕カバーは敷くというより1枚の布

セキュリティ面はガバガバなので、貴重品は基本的に持ち歩き。

お風呂は交互に留守番したから使わずに済んだけど、2人で同時に客室を離れる場面もあった。船内用のスリッパを持参して(失礼かとも思いますが、サンフラワーでもらったやつ)、靴をベッド前に置いて「います!」と偽装する対策も施した。笑

ちなみに船内には貴重品用のセキュリティBOXもあるので、2人で一緒にお風呂やロビーに行くときは活用するのが安心。

ベッド近辺にある通気口?空調?が調節できない。行きしなは暑すぎたから、帰りはハンディファン装備してきたのにまさかの寒いってゆー…。


大浴場・トイレ・給湯室 — 清潔。ただし「におい問題」あり

大浴場は想像していたよりも清潔で使いやすかった。「船だから水圧弱いのでは?」と心配していたけど、全然普通に使える。シャンプー・リンス・ボディソープ・ドライヤー完備で、ミストサウナも付いている。無料。

トイレもちゃんと清潔に保たれてる。ただし、すぐ横にあるコインランドリーの洗剤のにおいと混ざって、独特な香りが漂っていて、私はだいぶ苦手だった。そこだけ惜しい。(トムは、え?そうですか?て感じだった。笑)

給湯室は1〜2人でいっぱいになる狭さ。しかも蛇口から直で熱湯が出る仕組みで、ドリップコーヒーやお湯を捨てる系のカップ焼きそばは地味に気を遣う。めっちゃ並ぶから、使うなら空いている時間帯を狙ったほうがよさそう。

あと、電子レンジは船内にない。私たちのように冷凍弁当を持ち込むのは非推奨。カップ麺・常温で食べられる軽食・お菓子がおすすめ。


食事事情 — レストラン/グリル/カフェの使い分け

私たちは結局、持ち込んだカップ麺・お菓子・飲み物で済ませた。でも船内にはちゃんと食事できる場所が揃ってる。公式サイトの情報を整理するとこんな感じ。

  • レストラン(5階):朝・昼・夕の3食。タブレットオーダーシステムで席から注文できる。クレジットカード決済可(JCB/VISA/マスターカード/アメックス/ダイナース/銀聯)。※衛星回線を使っているため、電波や天候によってはカード決済が使えない場合あり。電子マネー・QRコード決済は不可。
  • グリル:コース料理を楽しめる予約制レストラン。ちょっと特別感のあるディナーをしたい時向け。
  • カフェ:コーヒー、軽食、ソフトクリームなど。季節によっては営業していない場合もあるので注意。カフェは現金のみ(クレカ不可)。
  • 自販機コーナー:ドリンク・アルコール類を購入可。
  • ショップ:日用品・船のオリジナルグッズ・寄港地の土産などを扱うが、こちらも現金のみ。

レストランとショップ・カフェで決済方法が違うのは地味に盲点。現金を少し多めに持っておくと安心。


船内の過ごし方 — 意外と退屈しない

長時間フェリーって「退屈そう」と思われがちだけど、意外とやることは多い。あかしあの主な船内施設はこんな感じ。

  • フォワードサロン:5階前方、窓いっぱいに海が広がるくつろぎスペース
  • オープンデッキ:船後方。夕陽や姉妹船との行き合いが見える日もある。(放送でもうすぐすれ違うぞ〜!って教えてくれる)
  • コンファレンスルーム:シアタースクリーンで映画上映(冬季は中止の場合あり)
  • マッサージルーム:10分100円のマッサージ機
  • チルドレンルーム/ゲームコーナー:子連れでも遊ばせる場所あり
  • コインランドリー:洗濯300円/乾燥30分200円/洗剤一包100円
  • 船舶電話:100円硬貨式の公衆電話(国際電話は不可)

日中は船内でマジックショーや催し物が開かれていて、ふらっと覗いてみたり、ロビーでコーヒーを飲んだり。私はオフライン作業、トムはゲームと、それぞれのペースで20時間をじわじわ消化した。

ただ、この日は結構揺れた。酔い止め(アネロン)を飲んで、寝転んでる時間が一番長かったかもしれない。座ってるより寝転んでる方が酔いのダメージは少ない気がする(個人の感想)。

帰りは全然平気だったから毎回揺れる航路ってこともない。海況により、揺れることもあるって思ってたほうがいいんだね。


小樽港に上陸 — 真夜中AM1時、北海道デビュー

📍Googleマップ(新日本海フェリー小樽ターミナル/北海道小樽市築港)

遅延が積み重なって、小樽港に着いたのはAM1時ぐらい。深夜の港はしんとしていて、「ついに北海道に降り立ったぞ…」という感慨よりも、眠気のほうが完全に勝っていた。まさかの昼夜逆転スタート。

小樽フェリーターミナルは北海道小樽市築港(ちっこう)にあって、札幌市内からも車で1時間ちょっと。ここが北海道一周旅の実質的なスタート地点になる。私たちはこのまま翌day2の起点・北竜ひまわりの里方面へ車を走らせた。空が早くも白み始めて、「北海道の日の出、早すぎやろ」と眠すぎる頭でぼんやり思った。


北竜ひまわりの里 近郊で仮眠 — 眠たすぎて事故る前に停車

小樽港から北上すること約152km、翌day2の起点・北竜ひまわりの里(北海道雨竜郡北竜町)のすぐ近くまで来たところで、ハンドルを握るトムがもう限界。「眠すぎて事故りそう」という危険サインが出たので、邪魔にならなさそうな場所を探してそのまま仮眠。

ここから北海道一周旅が本当の意味でスタートするわけだけど、初日はとにかく「無事に上陸して、無事に眠る」が目標になった。船中泊+北竜近郊での仮眠で、この日は実質2泊分の移動。翌朝、このまますぐ北竜ひまわりの里からday2がスタートする。


費用・走行距離まとめ

区間距離

区間距離
①舞鶴港 → ②小樽港(フェリー「あかしあ」)海路 約 900 km
②小樽港 → ③北竜ひまわりの里 近郊(仮眠地)約 152 km
この日の車での走行距離(合計)約 152 km

ガソリン代

  • 実燃費:約 10 km/L
  • ガソリン単価:168円/L
  • ガソリン代:約 2,554 円

この日の出費ざっくり

カテゴリ金額
新日本海フェリー 舞鶴→小樽(片道・2人+車)71,000円
ガソリン(小樽港→北竜ひまわりの里 近郊)約 2,554 円
船内飲食(持ち込み中心)ほぼ 0 円
合計約 73,554 円

まとめ

4時間の遅延から始まって、深夜の舞鶴港、船内21時間、そして真夜中の小樽港。記念すべき北海道一周1日目は、陸上の走行こそ152kmだけど、体感的には一番ハードな移動日だった。

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自己紹介
KOMARI
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トムの妻

おじさんになったトムが、今日も私を外へ連れ出す。

はじめまして、こまりです。
もともとはゲームとアニメが大好きで、家から一歩も出ない超インドア派だった。

ところが、自由奔放な夫「トム」と出会ったことで一変。
気づけば野に放たれ、車で日本各地を巡る生活を送っている。

最初はびっくりすることもあったけれど、今ではトムに連れられて出会う美しい景色や、冷えた体に染みる温泉、そして美味しいごはんを誰よりも心待ちにしている。

このブログでは、かつてのインドア女子が、少年の心を持つ夫と一緒に「ソトアソビ」を満喫するリアルな体験記を綴っていく。

トムに連れ出された先で見つけた、たくさんの癒やしと「美味しい!」の記録。
ゆるりと更新していくので、どうぞよろしお願いします。

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